学習院女子大学講堂 やわらぎホール
concept | コンセプト
桜の林の記憶をとどめる壁面。
大学講堂をクラシックの演奏会ができるように音響を改善するための改修デザイン。同時に舞台の背景となる壁面は式典などにふさわしい品格のあるデザインが求められた。
この講堂が入っている新校舎の敷地にはかつて、桜の林があり、校門から続く桜並木がその名残を残している。その桜の林の記憶を蘇らせ、この空間にとどめておくことをデザインテーマとした。
音響効果を高めるために張り巡らせたリブパネルには桜の突き板が張られており光を受けてキラキラと輝く壁面が、桜の林にふりそそぐ木漏れ日に見えるようにデザインした。
大学講堂をクラシックの演奏会ができるように音響を改善するための改修デザイン。同時に舞台の背景となる壁面は式典などにふさわしい品格のあるデザインが求められた。
この講堂が入っている新校舎の敷地にはかつて、桜の林があり、校門から続く桜並木がその名残を残している。その桜の林の記憶を蘇らせ、この空間にとどめておくことをデザインテーマとした。
音響効果を高めるために張り巡らせたリブパネルには桜の突き板が張られており光を受けてキラキラと輝く壁面が、桜の林にふりそそぐ木漏れ日に見えるようにデザインした。
detail | 詳細
コストも抑えつつ、工期も短くという諸条件から、2種類まで限定したリブパネルを、単純な正三角形モチーフの組み合わせて展開した。交錯するリブは見る方向によって光を反射したり、影をつくったり、視点を動かすとゆらゆらと揺らめくように光が揺れ、見る角度により、表情が変化する。同じデザインで作成した移動式の音響反射板も用意した。