それぞれのStoryから始まる、居場所のデザイン
どのプロジェクトも、全てのデザインはお客さまの物語=Storyから始まっています。
これまでの時間、現在、そしてこれから始まる未来へと繋がる物語を聞かせていただきました。
カフェに暮らす家のつくり方・住まい方
9坪に込めた大きな夢
ちいさなスペースに、おいしいワインとおつまみ、デザートを楽しむカフェと、夫婦ふたりの暮らしとを受けとめる、9坪、庭つき2階建て。 住まい手の思いに導かれながらの、職住一体の家づくりと、軽やかな変化をたどります。
続きを見る氷菓がつむぐ、街の点と点
小さなジェラート店「The Market SE1」から始まった出会いが、10年以上続く不思議な物語となり、この出会いがさらに縁を紡ぎ、このあとどんな広がりを見せるのか。新さんと木津の対談をご覧ください。
続きを見るCAFE HOUSE
住まいだけでなくカフェを併設したいというご希望を叶え、さらにその2つの空間がお互いを豊かにするように考えました。自分たちらしいこだわりを持つお二人の、人柄や暮らし方がそのまま表現されているようなカフェになりました。
続きを見る縁側と茶の間のある家
天気の良い日は爽やかに、雨の日もしっとりと過ごすことができるような、季節や天候が良い意味で作用する空間になりました。家族の気配が、家のどこにいても感じられる「ひとつ屋根の下」の暮らしが、ご家族の成長を見守っていきます。
続きを見る原稿用紙のような家
家のあちこちに、本はもちろん舞台に関わる小物などが取り入れられ、自然に舞台を連想してしまう暮らしです。書く、編集する、創りだすといったお客様のライフワークを、ライフルスタイルにもうまく組み込んだ空間ができました。
続きを見る三角テラスのある家
家族3人で暮らす三角テラスのある家。日々、空を見ながら食事をし、鳥を数え、月の満ち欠けを知る。見える風景はきっとずっと変わらないけれど、お子さんの成長とともに少しずつ暮らしをカスタマイズしながら、変化を楽しんで暮らしていただければと思っています。
続きを見る木津潤平が考える
家づくり
住宅は、暮らしを包み込む「器(うつわ)」です。手のひらにしっくりと馴染むお気に入りの茶碗の様な、シンプルながら、心と体が自然と喜ぶ住まいを目指しています。
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「聴く」ことからつくる
「家のかたち」 -
「無理難題」こそ
チャンス -
徹底的に
敷地を活かす -
+αではなく
×α
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「聴く」ことからつくる「家のかたち」
設計で一番大切にしていることは「聴く」ことです。打ち合わせでは、お客様のイメージ、暮らし方、新しい家でしたいこと、置きたい道具など、さまざまな話をじっくりと伺い、お客様のご要望をしっかりと受け止めます。お客様の中で形にならないバラバラなイメージや言葉をもとに、そこにあるべき家のかたちを掴み取り、ひとつの建築空間にし、基本プランを模型とともにご提案します。
間取りや空間デザイン、素材やディテールに至るまで、細かくお客様と一緒に決めていきます。すべてにおいてお客様らしい「自分の居場所」だと感じていただけるような住まいを作りたいと考えています。
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「無理難題」こそチャンス
ときには、ちょっと無理ではないかと思えるような課題や、矛盾するようなご要望をお持ちのお客様もいらっしゃいます。でも、そんな時こそ、今まで誰も見たこともないような、世界に一つしかない家が生まれるかもしれない、といつも思います。
どんなに、無謀と思えるようなご要望でも、とにかくぶつけてみてください。あっと驚くような、それでいて「これしかない」と思えるような解決策を一緒に探しましょう。
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徹底的に敷地を活かす
まずは、設計は敷地がなくては始まりません。設計の際には、何度も敷地に足を運び、光や風、周辺の建築環境などをじっくりと観察し、その敷地の持つ環境を最大限に活かしきるための方法を探求します。
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+αではなく×α
住まいにカフェやアトリエ、クリニックなどを加えた併用住宅も多く手がけてきました。例えばカフェと家、二つの要素をただくっつけるだけの、足し算の設計はしません。カフェと住まいがあることで、より互いが豊かになれるような、掛け算の関係を探って、空間を作っていきます。